当社北京事務所張晶磊代表が内モンゴル自治区で
新エネルギー及び第二回太陽光発電シンポジウムに参加



平成22年7月20日
セリングビジョン株式会社


  7月16日~18日に、当社北京事務所張晶磊代表は、中国内モンゴル自治区の省都、市で行われた新エネルギー及び第二回太陽光発電シンポジウムに参加しました。今回の参加は、去る6月に瀋陽市での2010年日中経済協力会議に参加した際に、内モンゴル自治区政府の要請をお受けして、2020年に炭素原単位を2005年比40%-45%削減することを拘束力のある目標を実現するための呼和浩特(フフホト)市における新エネルギー産業の迅速な発展ぶりを知るためであります。

新エネルギー都市の建設構想

  新エネルギーを基本産業とする基礎:中国では内モンゴル自治区の再生可能のエネルギー資源は非常に豊富な省です。風力発電資源は1.5億キロワットであり、約中国全土の50%以上を占めております。太陽光発電の資源はチベット自治区に次いで全国大2位です。フフホト地区では鉱山資源がきわめて豊富で、エネルギーは主に石炭があり、大青山区域と清水川流域に集中しております。貴金属鉱物、レアメタル、放射性鉱物、主に金、緑柱石、ウランなどがあります。フフホト市管轄の武川県の風力資源は、豊富であり、県境内の海抜1800m以上の地域では風速10m/秒に達しており、中国では風力発電に適している地域です。太陽光発電の面においては年間太陽輻射総量は5055~5958メガジュール/㎡の間です。ですから市政府は、バイオマス発電、太陽光発電、風力発電を基幹の新エネルギー産業としています。2009年にフフホト市は中国の新エネルギー発展都市と指定され、2010年には、1000万KWの発電力に達します。大型の太陽光発電所を2ヶ所で建設中です。華能電力、国電集団、中国風力発電といった発電会社はそれぞれ風力発電所を建設しております。

呼和浩特(フフホト)市の自然概況及び展示会の成果

  フフホト市は内モンゴル自治区の県庁所在地であると同時に政治、経済、科学技術、文化、教育の中心地です。総面積は160k㎡です。人口は265.6万人、うち都市人口は170万人です。展示会の主催者は国連工業発展組織太陽光及び風力発電情報センターと現地政府です。会議の参加者は各国駐中国大使館、各都市の都市建設管理局、都市企画局、不動産開発企業、電力研究所、大学、商社、外国の駐在企業が多数参加しました。展示会の会場面積は10000平米であり、太陽光発電パネル及びそのパーツ、パネル生産設備、太陽光発電制御設備及びその備品、送電網への送電システム、配送機材、蓄電池、充電器、交直流変換器、燃料電池、シリコン蓄電池といった生産メーカーが来ていました。日月太陽能、中環太陽光発電、環能国際発電、太陽雨、清華陽光、桑普といった国内知名な企業が集まりました。また、風力発電ユニット、制御システム、風速測定、落雷防止設備、羽の製造材料、鋳型、鋳物、鉄塔、資材、ベアリングの製造メーカーも自社商品を展示しました。
  展示会開催と同時に、市人民政府、中国再生可能エネルギー学会光電委員会、国連工業発展機構の国際太陽光発電情報センター、上海交通大学太陽エネルギー研究所、中山大学太陽光エネルギー研究所、浙江大学、市政府招商局及び大美国際諮問公司が協同主催のシンポジウムも開催されました。中国で著名な太陽光発電の専門家崔容強先生と趙玉文先生(中国再生可能エネルギー学会の副理事長)、国連の国際太陽エネルギーセンター長の喜文華主任、中国科学技術研究院電工研究所の馬勝洪主任などが基本演説を行いました。今回の新エネルギー展示会と太陽光発電シンポジウムは、2010年フフホト投資貿易商談会、第四回中国民族商品貿易会と同会場で同時開催したのが特徴でした。新エネルギー分野では32の項目の商談が成立し、国内及び国際企業から360億元の投資契約を調印しました。

  最後に当社の北京駐在代表張晶磊は6月に瀋陽市で開催された2010年日中経済協力会議に参加した際に、内モンゴル自治区政府の要請を受け、今回の会議に参加しました。また7月に張代表は日本企業を対象に東京で中国の電力事情及びスマートグリッドについて講演を行いました。
  当社も7月1日付で東京本社及び北京事務所にスマートグリッド(知能電網)調査グループを新設いたしました。
  今、世界的に低炭素化社会に向け、原子力などの大型電源に加え太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーの電力系統ネットワークとの連携や、電気自動車など新エネルギーカーの開発拡大が進められつつある中で、次世代電力網「スマートグリッド(知能電網)」や「EMS(エネルギーマネジメントシステム・家庭用HEMS、ビル用BEMS)」、スマートメーターの開発等が注目を浴びております。当社では、今後、環境・省エネルギー面やエネルギーの安定供給面でも重要となるスマートグリッド等に関して、中国を含めグローバルかつ最新の情報を調査いたします。

参考:会議風景写真

中央政府、内モンゴル自治区政府及び市政府の要人が開会式に出席しました。


目標:新エネルギーの都―フフホト


新エネルギー都市を実現するための目標


会場の様子


内モンゴル自治区の地図



以 上