北京大学と連携した「ビジネス中国語会話」のeラーニングと「検定機関」設立計画
  〜北京大学出版のビジネス中国語教材の出版権について調印〜

                           

平成18年4月10日
セリングビジョン株式会社

 このたびセリングビジョン梶ン結椏d力ベンチャー会社。本社港区。社長岡部秀也>は、チャイニーズドラゴン新聞社(編集主幹 孔健・・孔子の直系75代当主)とともに、北京大学と連携して、日本で初の本格的な「ビジネス中国語」検定を目標とした計画を推進することになりました。 

 ビジネス中国語の教材としては、北京大学(出版社)がテキストとして汎用している「速習ビジネス中国語」を使うこととし、セリングビジョンはチャイニーズドラゴン新聞社とともに北京大学と、同「速習ビジネス中国語」の教材に関し日本での出版権を得ることができ、今般、三社間で正式に調印に至りました。この教材は初級コース、中級コース、高級コースに分かれており、レベルに応じての基礎講座から中級講座(ビジネス日常会話程度)、応用講座まで用意する予定でおります。

 今後、この夏までに本教材を和訳し「中国語・英語・日本語」の三ケ国語での会話レッスンに対応できるようにして教材を出版し、秋から企業向けを中心にして、実際の教育サービスを開始する予定としております。

 また、来年の1月からは、光ファイバー等のブロードバンド環境のもとで、eラーニングを開始させる計画であり、その場合のパソコン会議システムとしては、当社が現在、販売利用権を有しているアキュゾン社(社長 ジェイソン・スティーブン・コング)のアキュミートなどを、使うことにしております。このアキュミートは、世界の多くの企業・自治体ばかりか、昨年11月のAPEC(太平洋経済国際会議)釜山会議でも各国首脳が活用しており、簡単な操作で世界各国間あるいは地域間でも会議や教育ができます。

 日本では、大学や企業での外国語の学習としては、英語に続き、中国語が人気となっており、両国間の投資や経済交流が幅広く、また深くなっており、中国語の企業内のニーズも一層高まっていくものと想定できます。こうした中で、これまでは、一般向けの中国語講座は多数存在しましたが、本格的なビジネス中国語講座は、日本では、ほとんどなかったのが実態です。そうした、企業を中心とする商業中国語の学習ニーズに沿って、北京大学の協力を得て、速習ビジネス講座を開設することにしたものであり、さらに受講者の学習レベルのチェックのために、語学力の検定を行う機関(仮称:中国語ビジネススクール協会)を19年に設立する方向で、検討に入ることになりました。

 今後は、中国語・英語の必要な日本企業や、提携先としての大学・語学学校・マスメディアおよび通信会社とのパートナーシップを進めつつ、この実現に努力していこうと考えております。

以上




< 参考 >

1 三者の概要
北京大学
チャイニーズドラゴン
セリングビジョン
2 今後のスケジュール
3 計画のイメージ図
4 日経ネットにも掲載されました。